シーズンが過ぎれば、刈払機作業は休止の時期となります。次のシーズン初めに、問題なく作業できるよう、冬期の正しい製品保管のヒントを次に説明します。
刈払機を保管する前には、燃料タンクを完全に空にしてください。さらに、キャブレター内部の燃料がなくなるまでアイドリング状態で空運転して下さい(注意:スロットルは操作せず、エンジンが止まるまで空運転して下さい)。機械の汚れをチェックし、湿っている場合は完全に乾かして下さい。
スパークプラグを取り外して点検しましょう。スパークプラグの電極が茶褐色ならば、正常に使用できます。そうでない場合は、スパークプラグを清掃するか、または交換する必要があります。
刈刃を取り外して清掃します。ダメージの有無をチェックし、さび止めを塗布します。金属ツールの研磨が必要な場合は、STIHL販売店にご相談ください。
ナイロンコードの弾性を保つには、刈払機本体から取り外し、乾燥を避けた場所に保管してください。シーズン開始の作業2~3日前にナイロンコードを水に浸せば、柔軟性やしなやかさを取り戻すことができます。
刈払機は、吊るした状態で保管するのが最適です。ハンドルをサオに沿わせれば、省スペースで保管できます。
取扱説明書はよく読んで、指示に従ってください。質問がありましたら、STIHL販売店にご相談ください。