京都府立林業大学校の教育活動への協力

全国初の取り組み

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2012年5月23日 STIHL提供の授業スタート

府民の森ひよしにて、森林作業の基本であるチェンソーに関する実践的な講義・実習授業を開始しました。この授業は、同校と協力協定を結んだSTIHLが、8月まで毎月数日間提供するものです。第1期生21名の学生は、STIHL MS 201とSTIHL MS 241 C-Mを教材に、チェンソーの構造から操作、伐木造材の基礎、メンテナンス、安全作業管理の知識と技術を実践的に学びます。STIHLの森林作業服「アドバンス」を身にまとった学生は、1人1台のチェンソーを割り与えられ、STIHLから派遣した3名の講師の細かい指導に従い、実習作業を本格化させています。

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2012年4月9日 京都府立林業大学校開校式

京都府立林業大学校開校記念式典に、株式会社スチールの代表取締役社長のスピッツァー・マリオが招待されました。

式典は、府立林業大学校が置かれる京都府京丹波町におきまして、皆川林野庁長官をはじめ多くの招待客を迎えて華やかに開催されました。冒頭、山田知事の挨拶では、京都府の75%を占める森林と関連する林業の重要性が強調されました。つづいて、西日本で初めての林業大学校に対する業界と地元の期待と、それに応える大学校関係者の熱い決意が発表され、会場は大いに盛り上がりました。そんな中、スピッツァー社長は大学校に対する講座提供や海外研修の協力を評価され、山田京都府知事より感謝状を授与されました。

地域のサポートと国際的な視野で日本林業の将来を模索し、人材育成を進める象徴的なイベントとなりました。

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2012年1月30日 協定締結式

株式会社スチールは、本年4月に開校する京都府立林業大学校の教育活動に協力することを決定しました。1月30日、京都府庁1号館会議室におきまして、その協定締結式が株式会社スチールからは、スピッツァー マリオ代表取締役社長、京都府からは山田啓二知事が出席し、とりおこなわれました。

京都府の森林・林業の高度化を支える担い手の育成支援に関する協定

 (1)目 的

  • (株)スチールによる、最新鋭のチェンソーの講義・実習(操作、構造、点検、修理等)により、学生の技術・知識と意欲の向上、教育内容の充実を図ることを目的としています。

 (2)主な協力内容

  • 林業大学校のカリキュラム「伐木・造材」の講義及び実習(28コマ)について、(株)スチールが専門技術スタッフを大学校に派遣し無償で対応。<3年間>
  • ドイツへの海外研修における、現地実習の実施及び地元林業大学校との交流支援。