最大限の出力で確実に作業。STIHL M-Tronicがあれば、作業機器が始動した瞬間から最大限の出力が利用可能になります。どのような作業状況でも、完全電子制御式エンジンマネジメントシステムが温度、高度や燃料品質などの外的条件を考慮しながらイグニッションタイミングと燃料定量供給を制御します。
非常に高い出力効率。STIHL 2-Mixエンジンを使用すれば、排気ガス排出量と燃料消費量が減り、それに伴ってランニングコストも低下します。この2サイクルエンジンはローメンテナンス構造になっており、高出力でも燃料を効率的に消費します。燃料としては、ガソリンとエンジンオイルから成る混合燃料を使用します。STIHL 2-Mixエンジンは、厳格なEU第5次排出ガス規制を満たしています。
フィルター寿命を延長。フィルター本体に付着する前に、事前分離機能によって粗い大きめの粒子が気流から除去されます。HD2フィルターがエンジンを微細な粉塵からも保護することで、エンジンの長寿命、長いクリーニング間隔、チェンソーの簡単な手入れが実現します。事前分離機能とHD2フィルターを装備していることが、チェンソー用長期エアフィルターシステムであるための必須条件になります。このシステムでは、従来のエアフィルターシステムと比較して、フィルター寿命が大幅に長くなります。
メンテナンスの手間が軽減。キャブレターの制御システムであるコンペンセーターが圧力を補正することで、エアフィルターの汚れが増してもエンジン出力、排気ガスの質と燃費が長期間にわたってほぼ一定に保たれます。そのため、出力低下が顕著に感じられるまで、エアフィルターをクリーニングする必要はありません。その結果、長い間メンテナンスなしで作業することができます。
力を入れずに始動。デコンプバルブがあれば、機器の始動が楽になります。始動時にバルブを開いて、圧縮された混合気の一部をシリンダーから逃がすことができます。そうすることで、スターターシステムにかかる負荷が軽減し、それほど力を入れなくてもスターターロープを引けるようになります。
快適な作業が実現。機器が動力を発揮する際に発生する振動は、特にハンドル領域で感じられます。STIHL防振システムの緩衝部品とバネ部品は、エンジン振動がハンドル領域すなわち使用者の身体に伝わることを抑制します。その結果、機器の振動が手であまり感じられなくなり、作業時の疲労が大幅に軽減されます。※画像はサンプル写真です。製品の外観と具体的な装備は、機能が同様である場合、画像とは異なる場合があります。
オイル消費量を削減。STIHL Ematicシステムは、STIHL EmaticまたはEmatic Sガイドレール、STIHL Oilomaticソーチェンおよび可変容量オイルポンプで構成されています。このシステムがあれば、潤滑が必要な箇所にチェンオイルが行き渡るようになります。そして、オイル消費量を最大50%削減することができます。粉塵の多い条件下で頻繁に作業する場合や、長いガイドレールを使用する場合は、新しいオイルポンプシステムでいつでも素早く簡単にオイル量を増やすことができます。