ガイドバー
技術的な特徴
このページでは、STIHLガイドバーに関する技術的な用語などについて解説しています。
キックバックのリスク
キックバックとは、チェンソー使用中に突然起こる反動作用のことで、チェンソーを使う上で最も注意しなければならない現象です。これはガイドバーの先端上側が対象物に接触した場合に発生します。STIHLガイドバーはキックバックの発生率をできる限り低減しています。
スプロケットノーズの刃の数
スプロケットノーズの歯の数はローロマチックEガイドバーの特性に影響します。歯数11枚以上のスプロケットノーズよりも10枚のスプロケットノーズの方がキックバック発生率が低くなります。歯数が多くなれば、それだけカッティングパフォーマンスが向上します。このような効果はバーノーズを使っての作業では特に顕著です。
ピッチ
スプロケットノーズのピッチは特定のスプロケットとチェンのピッチを割り当てる働きがあります。
ガイドバーの長さ
ガイドバーの長さはチェンソーの用途とソーチェンドライブリンクの数を決めます。
溝の幅
ソーチェンの横のコントロールはガイドバー周囲の溝をドライブリンクが走ることによって得られます。この溝はまたチェンオイルの通り道でもあります。チェンがガイドバー上の両サイドの突起の間をスライドしていきます。