給油

STIHL刈払機に燃料の給油を行う前に、守らなければならない基本的な安全上の指示がいくつかあります。

ガソリンには非常に高い引火性があります。したがって、裸火からは安全な距離を保ち、燃料をこぼさないように注意するとともに、喫煙は避けてください。給油は、刈払機を始動する作業エリアから3メートル以上離れて行ってください。
燃料を給油する前に、必ず完全にエンジンを切ってください。こぼれた燃料に引火する危険があるので、エンジンがまだ熱い場合は給油を行わないでください。
燃料給油キャップをゆっくりと開き、タンクから燃料が噴き出ないように、蓄積した圧力がゆっくりと抜けるようにしてください。
給油は必ず換気の良い場所で行ってください。
給油の際は、地面や衣服に燃料をこぼさないように注意してください。こぼれてしまった場合は、ただちに刈払機を清掃し、衣服を着替えてください。

ステップ 1/5: きれいな地面に刈払機を置く

刈払機に燃料を給油する場合は、必ず、きれいで平坦な面で行ってください。燃料タンクの開口部が上を向くように、刈払機を置いてください。
ステップ 2/5: 燃料タンク開口部の清掃

燃料タンク開口部の周辺をきれいな布で清掃します。
ステップ 3/5: 燃料タンクを開ける

燃料タンクキャップカバーを持ち上げ、燃料タンクキャップを反時計回りに止まるまで回し、キャップを取り外します。
ステップ 4/5: 給油

混合燃料をこぼさないように注意し、ゆっくりと燃料タンクに注ぎ入れます。燃料タンクは透明なので、燃料残のチェックに大変便利です。また、STIHL特許の給油システム（オートフィラー）をお使いになれば、こぼすことなく給油することができます。
ステップ 5/5: 燃料タンクを閉じる

燃料タンクキャップとカバーを所定の位置に戻し、止まるまで回して、カバーを下げます。これにより、エンジンの振動で燃料タンクキャップが緩み、燃料が外に漏れ出る危険性が軽減されます。燃料漏れがある場合は、エンジンを始動しないでください（火災および生命の危険があります!）。