さまざまな地形での刈払い
STIHL刈払機を使って正しい方法で刈払作業を行えば、驚くべき成果を得ることができます。初めて刈払機を使用する場合でも、刈払作業の正しい方法はすぐに身に付けられます。刈払機は、右から左へ半円を描くように動かし、作業を行いながら一歩ずつ進んでください。
広い範囲でも迅速に草刈りを行い、優れた成果を得られるような、基本的な方法およびいくつかのアドバイスを以下に説明します。
刈払作業の基本
カッティングツールは反時計回りに回転するので、最も一般的な刈り込み作業は右から左となります。刈り取った草は、刈り終えた場所に落ちるので、効率的な作業が可能です。
高く生い茂った草の刈払作業
非常に高く生い茂った草や堅い雑草は、2つの方向から草刈りを行うことを推奨します。まず、草の上の部分はマシンを左から右に動して切り落とし、次に、戻る動き(右から左)で下の部分を刈り取ります。この場合も、刈り取った草は左側に落ちます。
広く平らな場所の刈払作業-右回り
広く平らな場所の草刈りに最適な方法は、スクエア法です。刈り込むエリアを四角形に分け、常に外側から中心に向かって作業を行いましょう。
斜面の刈払作業-ストライプ
ストライプ法は、斜面での刈払作業に非常に優れた方法です。傾斜と平行に草刈りを行った後、戻りながら帯状に刈り込んでいきます。次に、その上の段の縁(へり、ふち)を刈っていきます。この場合も、刈り取った草は、刈り終えた場所に堆積されます。
障害物のある場所での作業
木や花などの障害物のある場所を刈り込む場合は、枝や幹へのダメージを防ぐため、ナイロンコードをご使用ください。いくつかの植物がかなり近接している場合は、刈り込みの前に、それらの周囲を円状に刈り込みましょう。刈払機の飛散防護カバーをガイドとして使用してください。木や花の周囲の作業を行う際、幹の周囲に飛散防護カバーをガイドします。そのようにすることで、幹を保護しつつ、幹の周囲の草を刈ることができます。